氷室の天地 のお話

偶には先日購入した漫画のお話でも．ということで，今回は以前のお話でも少し出てきた『氷室の天地 Fate/school life』のお話ですよ，…何故か近所の本屋においてないよ．タイトルの通りFateのスピンオフ作品ですが，時系列としては本編より前の話だったり，本編では端役だった三人娘が主役だったり，そもそもコメディ物だったりと割と別物ですね．

内容してはコメディ学園物ですが，コメディ物というよりパロディ物？　作中ではジャンル問わず様々なことがネタにされていますね，漫画やゲームは勿論芸術や歴史等々．Wikiを見てみたら，本作を読み解くのに必要なのは本編に対する知識ではなくパロディに対する知識，とまで書かれていました．私はパロディ元が分からないことが多々ありますが個人的には面白いのでそれでいいですし，むしろ芸術や歴史等のネタに関しては「なるほどなー」と思いつつ調べたりしますし全然問題ないですね．とは言えこういったパロディ物は人を選ぶそうで，昔Fate好きの友人にこの漫画を勧めてみたら「俺には合わない」と一蹴されてしまいました…．

本作は所謂サザエさん時空ではないようで，最新刊の9巻では本編開始の時間軸（2月）まで話が進みましたね．ということで，沙条さんがいたりと本編とは微妙に異なってはいますが，作中でも不穏な空気が漂い始めました．主人公の三人娘はあくまで一般人なのでそういった展開にはならないとは思いますが，そろそろ終わってしまいそうな気がして少し寂しいですね．

ゲームのお話だけでは話題に困ることもありますし，これからは漫画などのお話もちょくちょくと書いていこうかしら．